横浜の海上保安庁にある「工作船博物館」に行って来ました。
この船は、一見漁船に見えますが、格好悪いながらも戦艦なんです。
当時、船尾の観音扉が開くと更に本邦への上陸目的の小型船が入っていました。
2001年12月22日、日中EEZを越えて本邦に侵入、海保の警告射撃を受けながらも逃走しました。
デッキには二連装機銃を装備、海保艇を射撃しました。
最終的に自爆用爆発物にて爆発を起し沈没し、後に引き上げたものです。
船体を見る限り、操船すること自体、不安に感じてしまうくらい重い船と言った印象を受けましたが、エンジンは3基搭載のハイパワーだったのです。

海保の警告射撃による弾痕
二連装機銃のレール
弾痕
二連装機銃と小型船
船尾の観音扉、中に小型船が入っていました